これからの美術館が目指す学びの姿

これからの美術館が目指す学びの姿

美術館の大きな変革の波は何を目指すのか?

2022年度に国立美術館本部(東京国立近代美術館内)に、新規の事業であるアート・リサーチセンター(仮称)の準備室が設けられました。
その中でラーニングを担当するグループでは、作品や美術資料を活用した学びに向けて、センター内各グループや独立行政法人国立美術館の各館教育普及室、大学や企業と連携しての活発な研究がスタートするようです。
また、情報系では文化庁アートプラットフォーム事業の全国美術館収蔵品サーチ「SHŪZŌ」を継承し、 全国の美術館との連携のもと、国内美術館収蔵作品・作家情報の集約・国際発信を主導して進める予定とのこと。
さらに、新しい形の連携として国立美術館と全国の公私立美術館等との連携による巡回展の実現なども視野に入っているようです。

沢山の目標が掲げられてスタートするアート・リサーチセンターですが、今回は、そのプロジェクトの中でお仕事をされている一條彰子さんをお招きし、これまでも美術館での学びに力を入れてこられた大原美術館の柳沢秀行さんを聞き手に、美術館の大きな変革の波は何を目指すのか?
また、地方の美術館との連携、医療や福祉との連携の可能性などについても、紐解いていければと思います。
開催場所は陶芸作品や絵画のコレクションが展示されている黒住教宝物館となります。
「走泥社」の企画展の鑑賞もあわせて楽しんでいただけます。

内 容 / トークセッション&ワークショップ
日 時 / 2022/9/23(金・祝) 11:00-15:00
場 所 / 黒住教宝物館「まることセンター」(岡山市北区尾上神道山)
料 金 / 1000円(ランチ代・当日お支払いください)
対象者 / 美術、教育

美作国 食は文化の交差点(冊子PDF) 申し込みはこちら

講師紹介

一條彰子
大阪府豊中市出身。東京藝術大学大学院修了。セゾン美術館勤務を経て1998年より東京国立近代美術館初の教育普及部門に着任。対話鑑賞ファシリテーターの養成・運営、教員や学芸員を対象とした全国規模の鑑賞教育研修、ビジネスパーソン向け有料プログラムや英語ガイドの開発を行う。2022年より独立行政法人国立美術館の学芸担当課長として、国立アートリサーチセンター(仮称)ラーニンググループを担う。
柳沢秀行
大原美術館 学芸統括 埼玉県熊谷市生まれ。筑波大学芸術専門学群芸術学専攻卒業。 日本の近現代美術史研究。またパブリックア-トなどを含め、美術(館)と社会の関係についての調査、実践。 1991年より岡山県立美術館学芸員。6本の自主企画展を担当。また社会における美術館が果たし得る機能への関心から、同館の教育普及事業、ボランティア運営に関わる。 2002年より大原美術館に勤務。現代作家との事業や、所蔵品を活用した展示活動を担当。また同館の社会連携事業を統括する。