ミュージアム愛好家の熱い支持を受けている魅力はどこにあるのか?
岡山県内には、個性的な私設ミュージアムがあちこちにあります。
設置の理由はそれぞれちがいますが、個人のコレクションをひろく一般の人々に公開していくことは、教育という意味合いを帯びた創造的文化行為だといえるのではないでしょうか。
今回は1963年に津山城跡入り口に「津山科学教育博物館」として開館し、2005年に「つやま自然のふしぎ館」と名称を変更した館を、縦横斜めから観察してみようと思います。
「つやま自然のふしぎ館」が日本全国からミュージアム愛好家の熱い支持を受けている魅力はどこにあるのか、今後の新たな展開の可能性は?など、考えてみたいと思います。
館の見学では、ミュージアムに関する書籍も出されているジャーナリストの小泉成史さん、館長の森本信一さんとご一緒します。
内 容 / トークセッション&ワークショップ
日 時 / 2022/10/10(月・祝) 13:00-16:00
場 所 / つやま自然のふしぎ館(津山市山下98-1)
料 金 / 800円(入場料・当日お支払いください)
対象者 / 科学、建築、教育、美術、歴史
講師紹介
小泉成史
金沢工業大学客員教授。早稲田大学理工大学院修士。1974年読売新聞社入社、主に科学技術の報道に携わる。1984年、フルブライト・ジャーナリストとして米マサチューセッツ工科大学(MIT)ブッシュ・フェロー。スミソニアン米歴史博物館客員研究員。1987-1990年 読売新聞ワシントン特派員。2000年読売新聞退社。 テレビ朝日コメンテータなどを経て現在フリー・ジャーナリスト。 著書:「おススメ博物館」(文春新書)
森本信一
1964年山梨大学工学部卒業。1964年日野自動車(株)勤務。2003年(財)津山社会教育文化財団常務理事。2005年同理事長。つやま自然のふしぎ館館長。著書:「つやま自然のふしぎ館 ;津山科学教育博物館」(岡山文庫)