Youtube配信 ③「自然を取り込む」紬織着物が生まれる現場とは
文化芸術が日々生み出される場所と、そこで創作や生活をしている表現者に会いに出かけます。
日頃私たちが足を踏み入れることの出来ないプライベートな現場には、どんな仕事道具があり、どのような手順で創作をされているのでしょうか。
訪問実験室 シリーズ3回目は、染織家 佐藤常子さんをお訪ねします。
染織の工芸作家の日々の生活の中での仕事のあれこれについてうかがいます。
岡山の身近にありながらも豊かな自然に丁寧に目を向け、そこから得るさまざまな恵みをどのように表現に生かしているのか、
美しい作品の生まれる秘密や、たゆまぬ努力の源には何があるのか、探ってみたいと思います。
作品の背景や作家の人となりを知ることで、皆様がより一層理解を深めてくださるのではないかと思います。
形 式 / YouTube配信(岡山県文化連盟 公式チャンネル「おかやまカルチャー・ヴィ」にて配信中)
対象者 / 美術、工芸
講師紹介
佐藤常子
染織家、日本工芸会正会員。岡山市生まれ。女子美術大学短期大学部へ進学しデザインを専攻。卒業後帰郷し、結婚出産を経て、33歳からほとんど独学で染織を始める。昭和49(1974)年第25回岡山県展に初出品し岡山市長賞を受賞。県展、日本工芸会中国支部展で入選入賞を重ね、その後、日本工芸会染織展、日本伝統工芸展へと活動の場を広げる。県展審査員、日本工芸会中国支部常任幹事を務め、岡山の染織工芸の第一人者として活躍。平成29(2017)年染織研究会「樹の会」を立ち上げ、後進の指導にもあたる。同年岡山県文化賞受賞。作品は、「縞」にこだわり、主に絹糸を身近な草木で染め、機にかけて織る。
聞き手
高田佳奈
関連リンク
佐藤常子さん作品一覧(日本工芸会サイト内) / okayama-kenbi.info/
映像編集
皿井淳介