石とカカオのおいしい関係 (白みかげ石でカカオ豆からチョコレートを作ってみよう!)
< Teruyasu MATSUMURA × Ishibiki CACAO issai >
矢掛にある、白御影石と青石に触れながら、白みかげ石でカカオを擦って本格チョコレートを味わってみよう! 矢掛町の石を使って、カカオ豆からチョコレートを作ってみよう!
矢掛町には白色の際立つ白桜みかげ(花崗岩)と、緑かかった青色の備中青みかげ(閃緑岩)の2つの採石場があり、今もたくさんの石材を採石していることを知っていますか? 直線距離にして4kmも離れていないところで、色も種類も採石の仕方も全く異なります。同じ町内で良質な2種類の石材が採れるのは全国的にみてもでも珍しく、その用途も現代では多岐に渡っています。
このWSでは、矢掛町の石の歴史や現在について、レクチャーを聞き石材への理解を深めます。そして、白桜みかげを使って再現された古代の器具(メタテとマノ)でカカオ豆をすり潰し、チョコレートを作って味わう体験をします。 石の感触や色をじっくり感じながら矢掛町に浸ってみましょう。
日 程 / 2024年9月28日(土)1部 10:30〜12:00、2部 13:30〜15:00
料 金 / 1,000円
定 員 / 各回16名
対 象 / どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴でお願いします)
会 場 / やかげ町家交流館(岡山県小田郡矢掛町矢掛2639)
問合せ / 086-234-2626(公社)岡山県文化連盟
講師
松村晃泰 (まつむら てるやす) / 彫刻家。1974年京都市生まれ。現在岡山市在住。 チョコを通して石の文化を矢掛町から世界に発信したい思いで、白みかげ石で囲まれたチョコレート専門店「石挽カカオissai」の代表社員も務めている。1999年大阪芸術大学大学院 芸術制作研究科(彫刻)修了。 2018年 World Snow Festival 第2位(グリンデルワルト/スイス)、 2019年 国際雪像彫刻チャンピオンシップ2019 (ブリッケンリッジ/アメリカ合衆国)、 2020年 石 〜3人のかたち〜(岡アートギャラリー/岡山)、 2021年 天プラ・セレクションvol.95 松村 晃泰 展「視線の行方」(天神山文化プラザ/岡山)、2022年 ザ・のみぎりズム2022 [企画・参加] (矢掛町/岡山)など国内外で活動。
WEB / https://matsumurateruyasu.com
第22回おかやま県民文化祭「これがOKAYAMA!プログラム」
毎年9月〜11月に県内各地で100以上のプログラムが開催される県民総参加の文化の祭典「おかやま県民文化祭」。
今年のおかやま県民文化祭「これがOKAYAMA!プログラム」では、備前、備中、美作と毎年開催地域を変えながら、岡山県内の優れた文化・芸術資源の掘り起こしやその価値を再認識していただけるよう新たな視点で調査を行い、県内の人材や文化資源の領域横断的な出会いの場を作っています。
今年のテーマは、「備中×色」。備中地域で、それぞれの地域に根付いた価値観や考え方、文化を映し出す様々な「色」に注目し、そこに関係するヒト・コト・場所の紹介やオリジナルのワークショップを実施します。備中地域の色に着目した企画に、是非ご参加ください!
● 第22回おかやま県民文化祭
● これがOKAYAMA!プログラム「備中国の色につながる風土」
● あなたの思う、備中地域といえば、この色!!を教えてください。