いつから、詩との距離が離れてしまったのでしょう?
昔は日常的に幾つかの詩をそらんじることの出来る人があちこちにいましたが、すっかりそういったことから遠のいてしまった私たち。
いつから、詩との距離が離れてしまったのでしょう?
しかしながら、注意深く周りを見渡せば、詩とともに生きる人たちが案外いることに気づきます。
そして、その活動は文学の分野だけで完結するのではなく、福祉や教育、そして美術、音楽、ダンスなどの分野とも分かち難く結びつき、
詩が本来持っている力、そして人が本来持っている力を呼び覚ましています。
今回は、堅苦しいことはぜーんぶ横に置いて、とことん詩であそびながら、ことばを思いっきり味わってみます。
終わった後は、なんだか気持ちがふわっと軽くなる、そんな実験室を目指します。
ナビゲーターは詩のソムリエ渡邊めぐみさんと、ヨノナカ実習室のスミカオリさん。
また、長年、中学校で国語の先生として子どもたちの表現活動を支えてこられた北川久美子さんを迎えて、教育の現場のお話も伺います。
内 容 / トークセッション&ワークショップ
日 時 / 2020/10/10(土) 13:00-17:00
場 所 / 瀬戸内市民図書館 もみわ広場
料 金 / 500円(当日お支払いください)
定 員 / 15名
対象者 / 文学、アート、福祉、教育、美術、音楽、ダンス
講師紹介
渡邊 めぐみ
1989年福岡生まれ。7歳で詩の楽しさを知る。慶應義塾大・東京大学大学院にて戦後詩・寺山修司を研究。2015年㈱ベネッセコーポレーション入社、岡山本社勤務で高校生の進路と表現教材の企画・編集職を経てフリーランス。詩のソムリエとして、ワークショップや講座を全国で手がける。
スミカオリ
1974年岡山生まれ。学生時に探検と文学と民俗学に憧れ、学校教育に20年携わった後、独立。ヨノナカ実習室では、調理実習や木工実習のように、対話や表現、交流の実習活動を行い、面白そうなことを共有したり、困ったことを相談し合ったり、ヨノナカとの関わりを学んだりする場を目指している。邑久高校の地域連携サポート担当
北川久美子
1951年岡山生まれ。ノートルダム清心女子大学大学院日本語日本文学専攻修了。1974年より2012年まで教師として国語教育に携わる。現在は和気閑谷高校勤務。第14回「読書指導体験記コンクール」優秀賞。第59回読売教育賞国語教育部門最優秀賞。著書に「北川先生の作文教室」(武蔵野書院)。(公社)岡山県文化連盟主宰文化人材バンク登録講師
関連リンク
瀬戸内市民図書館 もみわ広場 / lib.city.setouchi.lg.jp
渡邊めぐみ / note.com/poezio_shokudou
スミカオリ / yononaka-jsh.hatenablog.com