糸と私たちの生活には切っても切れない深いつながりがある。
太古の時代から今に至るまで、糸と私たちの生活は切っても切れない深いつながりを持ちつづけています。しかし、家庭内での手仕事が廃れはじめて以降、糸と私たちの関係性は希薄になりました。原料から変容する過程を知るチャンスも激減しています。日々の生活の中に、糸から始まる物語を取り戻すこと、また、糸を使った自由な表現を楽しむ事など、このトークとワークショップを通して体験してみたいと思います。ワークショップでは映画『YARN人生を彩る糸』(yarn-movie.com)の上映も行います。映画のみご覧になることも可能です。(有料:一般500円)
内 容 / トークセッション&ワークショップ(ランチ付)
日 時 / 2018/5/19(土) 11:00-17:00(映画『YARN 人生を彩る糸』上映 15:00-16:15)
場 所 / 岡山県立大学
料 金 / 食事代1,000円(当日お支払いください)、映画のみ一般500円
定 員 / 30名
申込人数が定員に達しましたので、ワークショップの受付を終了とさせていただきました。
対象者 / 工芸、デザイン、ファッション、教育、メディア、写真、美術に興味がある方
講師紹介
青島由佳
Kakara Woolworks 主宰、東京スピニングパーティー実行委員会事務局 代表。武蔵野美術大学短期大学部にて染織を学ぶ。羊の仕事を探して、ニュジーランド南島に住む。2007年に糸車屋Kakara Woolworksを埼玉で始める。2013年より新・東京スピニングパーティー事務局を引き継ぎ毎年9月に企画開催。2014年に家族で倉敷へ移住。手紡ぎ手織りを主体とした活動、染織・糸へんの国内外の染織技術・文化や交流をより良くしたいと奮闘中。
難波久美子
かすり染織技法を中心としたテキスタイルデザイン制作を軸に、染織文化研究や地域文化振興に携わる。岡山大学卒業の後、金沢美術工芸大学大学院研究科に学び、1982年渡米。アメリカ合衆国ニューメキシコ州では、羊一頭山羊二頭と共生しながら作家活動。1994年帰国の後、現在まで岡山県立大学デザイン学部にてテキスタイルデザインを教える。研究テーマは「伝統の現代的表現」。
関連リンク
岡山県立大学 / www.oka-pu.ac.jp
カカラウールワークス/ kakara-woolworks.com