訪問実験室!文化芸術が生まれてくる現場

訪問実験室!文化芸術が生まれてくる現場

Youtube配信 ①能舞台の絵の制作

文化芸術が日々生み出される場所と、そこで創作や生活をしている表現者に会いに出かけます。
日頃私たちが足を踏み入れることの出来ないプライベートな現場には、どんな仕事道具があり、どのような手順で創作をされているのでしょうか。

訪問映像はいつでも観ていただけるように、順次HPにアップしていきます。
分野は幅広く、文化芸術の表現を支えてくださる職人さんや、技術者の方々にもスポットを当て、たとえば、生活の中で、
私たちの文化芸術の楽しみを支えてくれる作品や道具類について、飾ったり、コンディション良く仕舞う方法を教わります。

なぜそのように仕舞うのかを理解することで、合理的で適切な保存の法則が見えて来ます。
また、違う飾り方にチャレンジすると、作品の良さが倍増することに驚かれることもあるでしょう。
楽器、美術作品、工芸作品など多分野の専門家から直接教わるめったにない機会です。

第1回は、tenjin9の能舞台の絵を自宅アトリエで制作された日本画家の森山知己さんをお訪ねします。
あの大きな絵は一体どのような空間で、どのように描かれているのでしょう?

形 式 / YouTube配信(岡山県文化連盟 公式チャンネル「おかやまカルチャー・ヴィ」にて配信開始中)
対象者 / 美術、工芸、伝統芸能、歴史

おかやまカルチャー・ヴィ 備前国の学びのデザイン(冊子PDF)

講師紹介

森山知己
倉敷芸術科学大学教授。 日本画家(tenjin9[P.20参照]の能舞台の絵の作者)。国の名前の付いた「日本画ってどんな絵だろう?」という素朴な疑問をエネルギーに、絵具や和紙などの素材、筆や刷毛などの道具、それらの使い方、古くからある技法を手がかりに、実際に試し描いて探しています。伝統という一人だけでは完結しないこと、長い時間の必要なこと、地域、そして自然との関係の作り方など、たくさんのご縁をいただきながらワクワク・好奇心いっぱいで探しています。

関連リンク

森山知己 / plus.harenet.ne.jp/~tomoki