地域の未来を見据えた新たな価値の創造と多様なステークホルダーの共生をめざして…
岡山県文化連盟が持つ既存のネットワークを生かして、地域で生活する我々がその地域の文化を構成する人や資源、歴史、お金についてよく知り、地域の未来を見据えた新たな価値の創造と多様なステークホルダーの共生について思考するために、平成29年よりおかやま文化芸術アソシエイツ(地域アーツカウンシル)をスタートさせ、次のような取組みを実施しています。
- 文化団体等の活動に対する助言、支援
- 県内の文化芸術資源を発掘、再評価、活用するための調査事業の実施
- 文化活動に係る研究会、勉強会、講演会などの実施
おかやま文化芸術アソシエイツの新しいプログラム・コーディネーターにアーティストの金孝妍さんが就任しました。
平成29年にスタートした中間支援機能「おかやま文化芸術アソシエイツ」において、文化芸術交流実験室の企画などを手がけるプログラム・コーディネーターが、令和5年度から交代しています。新しくプログラム・コーディネーターに就任したのは、アーティストの金孝妍(キム ヒョヨン)さん。第21回おかやま県民文化祭「これがOKAYAMA!プログラム」として発表する文化芸術交流実験室vol.43から本格始動しています!金さんをプログラム・コーディネーターに迎えての新たな実験室企画に皆さまどうぞご期待ください。なお、アソシエイツのスタート時から、初代プログラム・コーディネーターとして様々な企画を牽引し、アソシエイツの礎を築いてくださった大月ヒロ子さんは、引き続きエグゼクティブ・アドバイザーとして知見を提供してくださいます。
金孝妍さんから、プログラム・コーディネーター就任にあたってのメッセージ
岡山県に住み始めてもう18年目になります。住めば住むほと、知れば知るほど、文化の深みと濃さを感じています。外からの目線だと‘新しい’ことが、地元の方にとっては‘いつものこと’のような、地域の環境や人が相互に反応して続いてきたことが文化を形成しているものだと思います。おかやま文化芸術アソシエイツで取組んでいる分野横断的な交流を促すプラットフォームを受け継ぎ、地域の人や資源、歴史など時代に沿った価値の創造や資源発掘の仕方を工夫しながら、地域の文化芸術の多様化を守りつつ斬新なアイデアを持って取り組んで行きたいと思います。もっと地域の人に知って頂き、一緒に成長していく形で共に発展していくようなエネルギーが充満する企画構成を考えて行きます。温かい応援のほど宜しくお願いいたします。
金孝妍(キムヒョヨン)
プログラム・コーディネーター
2003 弘益大学校美術大学 絵画科 卒業(韓国・ソウル)/2005 弘益大学校一般大学院 絵画科修士 修了(韓国・ソウル)
2018 倉敷芸術科学大学大学院 芸術研究科 芸術制作表現専攻博士課程 修了/2023 倉敷芸術科学大学芸術学部 講師(~3月)
現在、岡山市在住
<主な賞歴>2016 第2回 石本正日本画大賞展 奨励賞受賞/2017 岡山県新進美術家育成I氏賞 奨励賞
<作品はこちらからご覧になれます>2017 天プラ・セレクションvol.79「金 孝研展 線ヲ思フ」(岡山県天神山文化プラザ)
エグゼクティブ・アドバイザー
プログラム紹介トークセッションとワークショップがセットとなった新しい切り口のシリーズ企画
岡山県内の分野横断的な交流のプラットフォームを目指します。これまでになかった素敵な化学反応を、みんなで起こしてみませんか?
平成29年度 文化庁
文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業
平成30年度 文化庁
文化芸術創造拠点形成事業
2019年度 文化庁
文化芸術創造拠点形成事業