【1/7〜11開催/入場無料】マテリアルライブラリー@天プラ

【1/7〜11開催/入場無料】マテリアルライブラリー@天プラ

マテリアルライブラリー@天プラ

身近な廃材を 収集・分類・整理・ストックする 「マテリアル・ライブラリー」が 期間限定で 天プラにオープン!

日程 / 2026年1月7日(水)〜11日(日) 9:00~17:00 ※最終日16:00まで
会場 / 岡山県天神山文化プラザ 第5展示室
料金
/ 無料


Material Library@天プラによせて

 ここに集められた魅力的なマテリアルは、県内の企業、工房、商店、大学などから提供されたものです。廃材や端材を収集するために企業や工房を訪ねた時、私たちは、日常の生活の中では出会わないような、不思議で面白く、美しいものがこの世にたくさん存在することに気づかされます。生産の過程で必然的に出てくる「利用目的以外の部分」が、私たちの創造力のスイッチを押してくれることも多くあります。

試行錯誤を促す素材の力

 いただいた素材で存分に遊んだり、作ったりする活動には、緊張せずに何度でもトライできる良さがあります。頭の中で考えて「うまくいきそう」でも、実際にやってみると全然ダメということは多いですし、逆に「全然ダメだ」と思っていても、あれこれ手を動かしているうちに、思わぬ突破口が見つかることもあります。
 最近の私たちは、実際のものと対話しながら考える豊かな時間を、どこかに置き忘れてきてはいないでしょうか。

創造性を引き出すマテリアルとの出会い

 モノづくりを始めようとするとき、素材や道具の購入から始まるアプローチは敷居が高いものです。また、あらかじめ計画されたキットでは、創造力の飛躍が乏しくなりがちです。

 これまで見たこともなかったモノ、欠けがあったり、不揃いであったりするモノが、ある数まとまると俄然美しく見えてくることがあります。
それらを手に取り、多方向からじっくり見て、動かしたり、光にすかしたり、曲げたり、何かと組み合わせたり、あるいは、数人で囲んで各々手に取りおしゃべりをする中で、とんでもなく素敵なアイデアが飛び出すこともあります。

 すべては、これらの廃材や端材をよく観察することから始まります。
 展示前のワークショップでは、以下の視点を持つことにチャレンジしました。

・レンズを通して積極的にモノと対話すること。
・並べたり動かしたりして、体を使ってモノの声を聞くこと。
・全体を眺める、細部に注目する、構造や仕組みを想像すること。
・分解して見えていなかったところを見ること。
・自分からだけでなく、モノが見ているという逆方向の視点をイメージしてみること。

活用のための管理と陳列

 集めた廃材・端材をどう置くか(整理・保管)は、その活用のためのとても重要なポイントです。十二分な活用のためには、以下の要素を満たす整理・保管が求められます。

1.見えやすく
2.魅力が伝わりやすく
3.戻しやすく
4.分量の増減が把握しやすく
5.散らばらないように

 つまり、使い手にも、管理側にも、優しい収納・陳列が大切だということです。

地域の技術と文化への気づき

 このマテリアルライブラリーが、モノと人との素敵な出会いが交差する場となることを願っています。さらには、

・自分たちが住む町や、そこに生きる人の持つ技術・歴史・文化に気づく発見の場となること。
・県内のさまざまな人によって育てられる共有の場として根付くこと。

を心から願ってやみません。

大月ヒロ子


主催:公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県
共催:IDEA R LAB
後援:岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会