【終了】文化芸術の仕事で生きる

【終了】文化芸術の仕事で生きる

出会いや、アクシデント、壁が、人や仕事をどう作っていくのか。

文化芸術の世界で暮らす人は、どんな道筋をたどってそこに至ったのでしょうか。一般的なルートだけではないのが面白いところです。インドと日本を行き来しながら仕事をする矢萩多聞さんは著書『偶然の装丁家』の中で、子どもの頃から今に至るまでの美術や人との関わりを綴っています。美術家の川埜龍三さんは学校の中で独自の立ち位置をとっていました。若者の活動を支える柏原拓史さんとともに、出会いが、人や仕事をどう作っていくのか考えてみたいと思います。ワークショップでユニークな本作りを楽しみます。

内 容 / トークセッション&ワークショップ(ランチ付)
日 時 / 2018/6/2(土) 11:00-16:00
場 所 / Jテラスカフェ
料 金 / 食事代1,000円(当日お支払いください)
定 員 / 30名 申込人数が定員に達しましたので、ワークショップの受付を終了とさせていただきました。
対象者 / 美術、書道、工芸、デザイン、教育、文化財に興味がある方

文化芸術交流実験室 リーフレット

講師紹介

矢萩多聞
画家、装丁家。1980年横浜生まれ。中学で学校をやめ、南インドと日本を半年ごとに往復し暮らし、ペン画の個展をひらく。2002年から本づくりの仕事に関わり、これまでに450冊を超える本をてがける。現在、京都でちいさな暮らしを実践中。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』(玄光社)がある。
川埜龍三
岡山県笠岡市在住の芸術家、無職。独学で美術制作を学び、10代の頃よりジャンルや素材に囚われない多様な作品スタイルと優れた造形力を持っている。個展での作品発表のほか、瀬戸内海を舞台にした個人企画《犬島の島犬》(2012年)など、特定の地域の歴史を掘り起こし、象徴的な造形作品と市民を巻き込む制作プロセスでその土地に眠る伝説を可視化する手法をとっている。現在は倉敷市玉島を題材にした空想ドキュメンタリー作品《玉島マチヲ》に取り組んでいる。
柏原拓史
NPO法人だっぴ代表理事。岡山県岡山市出身。名古屋大学大学院修了後、日本気象協会で環境保全に携わる。その後、地域に根差して社会課題に向き合うため2006年に岡山県環境保全事業団に転職、環境教育の普及や人材育成の業務を通した社会教育活動に従事する。その傍ら、地域で自分らしく魅力的に生きる大人とこれからを担う若者がもっと安心して気軽に繋がる場が必要だと考え、2007年から有志の勉強会やイベントの開催を始め、2013年にNPO法人だっぴを設立。これまで1000人以上の若者と地域の大人との出会いと交流機会を生み、若者の成長と地域活動の活性化に繋げてきた。

関連リンク

Jテラスカフェ / jtcafe.jp
矢萩多聞 / tamon.in
川埜龍三 / www.ryuzo3.net
NPO法人だっぴ / dappi-okayama.com